旅する日々の記録

旅が大好き。毎日旅のことを考えています。最近は中学受験に役立ちそうな旅計画を意識しています。

グランメゾン東京のモンブラン

竹芝にあるインターコンチネンタルホテル東京ベイ。

こちらでドラマ『グランメゾン東京』に出てきたモンブランが買えるとのことで

買いに行きました。

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ホテルのクリスマスデコレーションがシックで素敵。

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ドラマのモンブランは栗!という味だったようですが

こちらで売っているモンブランはその名の通りラムレーズンのお味です。

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でもとてつもなく美味しくて幸せ。

11月30日までとのことなのですが期間延長してほしい。。。

アナと雪の女王2

雨の降る週末、『アナと雪の女王2』を家族で観に行きました。

4dx2dで。

雪が降り、風が吹き、香りが漂い・・・と4dxでアナ雪の世界を存分に楽しみました。

 

季節は秋。外が雨の分、大画面の中で紅葉を楽しめる最初のシーンはうきうき♪

オラフは相変わらずキュート、声優さんの変更も全く違和感ありません。

クリストフはもはやお笑い、今じゃないだろ、とつっこみたくてうずうず。

 

エルサがなぜ魔法の力を持つことになったのか、

謎を解き明かしていく旅。

今回はその旅への曲『未知の世界へ』がテーマ曲。

吹き替え版で観たのですが松たか子さんの歌声の相変わらずの力強さ。

全体的に曲のインパクトは前作のほうがある気がしますが、

今回は「今できることをやる」「変わることを恐れない」など、

魔法を持たない私たちを勇気づけるテーマも込められていて

それぞれの役がそれぞれの立場で、それぞれの思いを持って行動し、

それでも最後につながっていく・・・

なれ合いでない自立した絆を感じることのできる作品でした。 

 

困難に立ち向かうとき、まさに受験に向かって追い込んでいるようなときにも

何かしら心に残るメッセージがありそうな、そんな気がします。

 サントラは絶対買う♪

アナと雪の女王 2  オリジナル・サウンドトラック スーパーデラックス版

アナと雪の女王 2 オリジナル・サウンドトラック スーパーデラックス版

 

 

正倉院展

上野の国立博物館の企画展、

正倉院の世界ー皇室がまもり伝えた美」へ娘と一緒に行ってまいりました。

まだ歴史は習ってませんが、なかなかお目にかかれる機会はないので。

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日曜日の12時過ぎ、50分待ちでした。

気候もよく、日傘を貸し出してくれるなど、それほど苦痛ではない待ち時間。今回の企画展が開かれている平成館の中に入ると、1階のロッカー前に展示の紹介映像が。これがよくまとまり、全く知識のない娘にもわかりやすかったようです。

正倉院展はそもそも毎年秋、奈良で開催される恒例行事ですが、それも正倉院の扉自体が年一回、宝物の点検や調査のため開かれるから。今回は天皇の即位記念ということもあり、東京でも特別展として開催されています。

以下構成と主な展示物(入れ替え制のため後期展示のみ)です。公式HPのジュニアガイドもおすすめです→ジュニアガイド  

1. 聖武天皇光明皇后ゆかりの宝物

  •      平螺鈿八角鏡:夜光貝(削るとあの螺鈿を作る光沢のある部分が出現する貝)の螺鈿細工を中心に花芯や花弁は琥珀トルコ石が散りばめられている。素晴らしい一品。
  •      海磯鏡:聖徳太子の命日にあたる2月22日を期して、光明皇后法隆寺に捧げた鏡。
  •   鳥毛篆書(てんしょ)屏風:君主の座右の銘を篆書体と楷書体で表し、篆書体には日本産の鳥の毛が使われており、日本で作られたことが分かります。「NHKスペシャル」でもやっていたとおり、正倉院の宝物はシルクロードからもたらされたイメージがありますが、宝物の90パーセントは日本で作られたものだということが分かってきたとか。
 2. 華麗なる染織美
  •     呉楽 呉女背子:東大寺の法会で演じられた楽舞の装束、赤色が見事。
  •     紺夾纈絁几褥(こんきょうけちあしぎぬのきじょく):夾纈(きょうけち)というのは奈良時代に盛行した文様染めの一種で、板締めによる防染技術のこと。赤、青、黄の色が見事に残っている。

3. 名香の世界

4. 正倉院の琵琶

  •     紫檀木画槽琵琶:古代ペルシアに起源をもつ楽器で、馬に乗って狩りをする人物や酒宴の様子などが描かれています。背部の細工も見事。
  •  螺鈿紫檀五絃琵琶(らでんしたんのごげんびわ模造:五弦の琵琶では現存する唯一のもので、後期は模造品のみの展示となります。教科書で見たことがあるような懐かしさを感じます。こちらを模造する製作過程のVTRがあり、玳瑁(たいまい)螺鈿の高い技術での細工を、それぞれの技術者が再現する様子を知ることができます。

5. 工芸美の共演

  •     漆胡瓶:薄く切ったテープ状の木材を巻いた上から漆を塗り銀をはめ込み装飾を施している。ササン朝ペルシア由来。
  •  白瑠璃碗:亀甲長の切子のような彫りが丹精に並ぶガラスの器。国立博物館所蔵の同時期のものと並べられており比較も楽しめます。
  •  伎楽面 迦楼羅:伎楽で使用したお面。

6. 宝物をまもる

 会場には宝物庫の一部を再現した模型も。思ったより高床でびっくりします。

「校倉造」(あぜくらづくり)など受験用語も。

 

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おまけで、常設展の埴輪や土偶も。また次の機会にじっくりみたいものです。
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庭園開放されていたのでここでお茶を飲みながら休憩。
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秋晴れの良い一日でした。
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本日のキーワード

正倉院 聖武天皇 光明皇后 校倉造 高床式 シルクロード 天平文化 仏教 奈良時代 東大寺 木造建築 法隆寺

カルティエー時の結晶展

国立新美術館で開催中のカルティエ展へ行ってきました。

金曜の夜、それほど混んでなく、一つ一つ丁寧に鑑賞することができました。

まず直感的に楽しめるのは、会場構成。

杉本博司氏の「逆行時計」を皮切りに、中へ進むとカルティエのミステリークロックやプリズムクロックが展示される時計の間に。一見、地下神殿に入ったかのように錯覚するような、白いに柱も見える白いヴェールの中に12の時計たちは一つずつ隠されるように陳列されています。序章であるこの時の間を抜け、展示は次の3章に。

  • 第1章:色と素材のトランスフォーメーション
  • 第2章:フォルムとデザイン
  • 第3章:ユニヴァーサルな好奇心 

それぞれの章にわたり、展示も創造的。春日杉を展示の背景に使用したり、トルソーは神代杉、神代欅、神代桂、屋久杉の4種を、また第2章では大谷石が井桁状に組まれた構造物も。これらの素材もまた新たな好奇心をくすぐるもの。奈良の春日杉、屋久島の屋久杉、宇都宮の大谷石、と産地に思いを馳せたり、太古から地中に埋もれていた神代木は、時空を超える美を想起させたり。

もちろん肝心の出品作品もそれはそれは夢のように素晴らしいものでした。

第1章ではプラチナなどの『メタルの技術』、「グリプティック」と呼ばれる硬い石に彫刻を施すなどの『石の技法』、「マルケトリ」と呼ばれる象嵌加工など『職人技と装飾技術』、バレエ・リュスに着想を得て広がった「ピーコック・パターン」や「トゥッティフルッティ(フルーツづくし)」などカルティエの『カラーパレット』が紹介されます。素晴らしい技術と宝石を堪能した後、日本の刀や掛け軸との融合を体験しながら、第2章に。

フォルムとデザインにフォーカスし『エッセンシャルライン/球体/ニューアーキテクチャー/オプティック/アクシデント/日常の中にある美』をテーマに大谷石の構造物に設置された展示ケースの中に置かれた作品の数々。「LOVE」ブレスレッドなど、比較的身近に感じる作品に計算された美を感じたり、立体的な造形美への驚いたり。

続いて、シダをモチーフにした美しいジュエリーと室町時代の掛け軸などが組み合わさった空間を抜け、第3章に。文化や自然からのインスピレーション、カルティエのタイムレスな象徴といえるパンテール(豹)、ルイ・カルティエが蒐集した世界中の資料の数々が展示された第3章の展示品は一部撮影も可能。もちろん私も撮影しました。

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撮影すると、違う角度で見たり、拡大して見たり、切り取って見たり、と新しい見方を楽しめます。

 無料の音声ガイドを聞きながら所要時間2時間弱の大満足の時間となりました。

カルティエー時の結晶』@国立新美術館 12月16日まで

 

プリズムクロックを作成する親子ワークショップもあるようです!

ブログの紹介

旅が大好きな40代女性です。

家族は夫と小学生の娘が1人。

元々旅行が大好きなので、娘が生まれてからも、少しずつ家族で楽しめる旅やお出かけを楽しんできました。

娘が小学3年生になり、塾で社会や理科を勉強するようになってから、今まで楽しんできただけの旅行やお出かけを、楽しみながら学ぶ機会にしてもらいたいな、と願うように。

最近は、家族旅行の計画をたてる時に、あわよくば、中学受験をするかもしれない娘の入試に役に立つような旅を、と意識するようにもなりました。

それにあわせて、せっかく調べたことや受験に役立つかもしれない旅のポイント、旅先や博物館・美術館などで仕入れた情報や学んだことを、きちんと記録しておきたいと思うようになりブログを開始することにしました。

自分たちの知識や教養を深めるための旅や体験の記録を、ただ取り留めなくつづっていくようなつたないブログになりそうではありますが、どなたかの役に立つことがあれば嬉しいです。